中間ストーリー７
〜陰〜

平和防衛軍基地で行われる戦闘に決着がつきだした

〜〜〜〜〜〜　ディー視点　〜〜〜〜〜〜

ディー「喰らえ！バスターロック！」

スコール「ランド・バースト・スナイプ！」

ディーとスコールの属性攻撃はスコールの方が幾分強かった

ディー「っち・・・（避ける」

スコール「もらった！ランド・バースト！」

ディー「ロック・ウォール！」

スコールの属性攻撃をディーは防御した

スコール「防御したか・・・。だがそれが仇となるぞ？」

ディー「どういうことだ？」

スコール「俺は殺す相手にも親切だから教えてやる」

ディー「殺戮者に親切も糞もあるか！」

スコール「まあ聞け。俺の属性攻撃ランド・バースト・スナイプはランド・バーストに少しだけ属性力を多くして追尾性能をつけただけだ」

ディー「で？」

スコール「ランド・バーストの方が属性力を消費しない。つまり、防がれても次に大技が次に撃てるということだ！」

ディー「！！！！！！」

スコール「喰らえ！ランドクエイクバスター！！！！」

スコールの持つスナイパーライフルから凄まじい地属性の力が放たれた
その力は直進するだけでなく、下の地面も破壊しながら来たのだ！！

ディー「・・・・・・・・クエイク！！」

ディーの地震を起こす呪文で地属性の力の行く手に巨大な土の塊を隆起させた

スコール「面白い技を持っているんだな・・・これは厄介だ・・・」

ディー「なんなら、逃げさせてやろうか？」

スコール「随分となめられたものだ。メタリック・スピアガン！」

スコールのスナイパーライフルに鋼属性のエネルギーが集まり、槍の穂先のような形になって発射された
ディーが隆起させた巨大な土の塊は貫かれた

ディー「！！！！（なんとか避ける」

スコール「避けたか。次で仕留める！」

スコールは地属性のエネルギーをスナイパーライフルに集めだした・・・

スコール「っち。こんな時に属性力が切れたか」

ディー「それは好都合ｗバスターロック！」

スコール「フン！（テレポート装置で転移」

ディー「逃がしたか・・・・・・」

〜〜〜〜〜〜　学視点　〜〜〜〜〜〜

ネレイド「ヒャッホーーーーーーーーーーー！！（炎を乱射する」

学「なんて奴だ。こんなにメチャクチャにずっと飛ばしていても属性力が尽きないなんて・・・」

ネレイド「終わりかぁぁぁぁぁ？だったら喰らえ！マグナムフレアァァァァァ！！（炎を集めて直線に発射」

学「だが、所詮密度は低い！クリスタル・ミラー！！」

学の作った水晶の鏡にネレイドの炎は見事に当たり、跳ね返った

ネレイド「は？そんなのありかよぉぉぉぉぉぉぉ！！！！ええい！死ねぇぇぇぇぇぇ！！！！！（マグナムフレアを連射」

学「たくさん撃ってもこの水晶には勝てない！クリスタル・コレクト！！」

水晶の鏡に新たに具現化した水晶が集まり、更に強化されていき、無論マグナムフレアは跳ね返され続けている

ネレイド「ヴハァ・・・・・・・（自分の炎に当たる」

学「降参か？」

ネレイド「るっせぇぇぇぇぇぇぇ！！（学を殴ろうとする」

学「そんな大きな振りじゃ、当たらないぞ？クリスタル・アッパー！！」

学は水晶でネレイドにアッパーをした

ネレイド「ぐはぁぁぁぁ（偶然、テレポート装置のスイッチが入る」

学「何！？」

ネレイドは消えてしまった

学「くそ・・・・」

〜〜〜〜〜〜　ベルディ視点　〜〜〜〜〜〜

ベルディ「迅速刃・単発！（鋼の刃を飛ばす」

ラウル「属性攻撃もうまくなったな。ウィンドスラッシャー・ツインショット！（風の刃を2個飛ばす」

ベルディ「おっと（伏せる」

ラウル「ウィンドスラッシャー・サイドショット！（風の刃が曲線を描いてベルディに向かう」

ベルディ「っち・・・（避ける」

ラウル「ウィンドスラッシャー・フォークショット！（風の刃が飛んでくる」

ベルディ「今だ！迅速斬！」

ベルディは迅速斬で風の刃を叩き割った

ベルディ「最後の攻撃がやけに弱かったな・・・」

ラウル「お前、あの頃より鈍くなっているな」

ズシャ・・・・・・・・

ベルディ「が・・・・・・・・・・（吐血」

ベルディの腹に風の刃が刺さった

ラウル「攻めようとする意志が欠けているせいだ。殺戮者育成学校の教えを覚えていないのか？」

ベルディ「黙れ！そんなことを覚えているから殺戮をしたくなるんだ！」

ラウル「俺たちは今でも狙われているんだぞ？現に俺のそばにあの組織の連中がいる！」

ベルディ「それが殺戮をしていい理由にはならないぞ！」

ラウル「・・・・・・・・・・・・・今回は見逃してやる（テレポート装置作動」

ラウルは光に包まれて消えてしまった

ベルディ「ラウルめ・・・・・・・・ガッ・・・・・・・・・（吐血」

兵士３６「大丈夫ですか！おい！基地まで運ぶぞ！」

兵士一同「ラジャー！」

〜〜〜〜〜〜　正輝視点　〜〜〜〜〜〜

ヴィール「ブラッディー・スラッシュ！」

正輝「流石、元騎士なだけあって強いな！（避ける」

ヴィール「黙れ！お前のような奴など消えろ！所詮、お前は騎士団長と同類なわけだな！！」

正輝「騎士団長？デイルのことか？」

ヴィール「ああ！俺は人を守る職に就きたかった。だから騎士を目指した・・・だが・・・・・・」

ヴィールの顔が歪む

ヴィール「騎士団の奴等はお金に溺れ、権力をほしいままにして楽に生きようとする奴だった！！！」

正輝「・・・・・・・・」

ヴィール「俺のような人間は虐められた！所詮奴等は人守る気がないと分かった！」

ヴィール「その時、俺は属性をコントロールすることができるようになった。これは偽善者を殺すために力だ！」

正輝「確かにそれはそうかもな！実際、第二王宮や偽Ａ．Ａ．Ｏ．Ｈ基地が奪われたことを騎士団は隠したし・・・」

正輝「だがそれだったら俺たちの仲間になればいいんじゃないか？」

ヴィール「は？お前らだって所詮は偽善者だ！ブラッディー・オディオ！」

正輝「くそ。イリュージョン・インパルス！！」

ヴィールの血属性攻撃に幻属性の波動がぶつかる

ヴィール「無駄だ！（属性攻撃の量を上げる」

正輝「そっちこそ無駄だぜ！イリュージョン・クイックウェーブ！」

魔剣クリスタルから幻の刃が放たれ波動に乗って速度を増した

ヴィール「くっ！（ルークブレードで防ぐ」

正輝「くそ、ルーク鉱石は破壊できないか・・・」

ヴィール「お前・・・・・・・覚えていろ！（テレポート装置作動」

ヴィールは光に包まれ消えた

正輝「・・・・・・・・戻るか」

〜〜〜〜〜〜　カレン視点　〜〜〜〜〜〜

クリス「ホーリー・ブライトネス！」

カレン「うっ・・・・・・・・（喰らう」

クリス「悪は潰す！！」

カレン「もうやめてよ・・・・・・・（泣」

クリス「黙れ！（斧を消す」

カレン「え？」

クリス「お前には処刑が必要と判断した！（両手を上げて光の力を集める」

カレン「うぅぅぅぅぅ・・・・・・・」

クリス「ブライトネス・ジャスティス・ジャッジメント！！！」

クリスの声と共にカレンの周りに無数の光球が現れた

カレン「！！！！！！！！！」

クリス「死ね！」

ズドズドズドズドズドズドズドズド！！！！！！

光球が全て無くなった頃にはカレンはボロボロで倒れていた

パチパチパチパチパチパチ（拍手の音

クリス「ジェイソン様・・・」

ジェイソン「随分派手にやったなｗ」

クリス「これで平和防衛軍は潰せる・・・」

ジェイソン「いや・・・Ａ．Ａ．Ｏ．Ｈが去ってしまった。ヴォルトの元に一度戻ってくれ」

クリス「分かった・・・・・」

クリスは光球となり、空の彼方に飛んで行った

ジェイソン「さて、私はここに来て助けたことにするか・・・」

ジェイソンはそう思ってトランシーバーに手をかけた

ジェイソン「悪男大佐ですか？こちらジェイソン。クリスが暴走し、カレンが重傷を負いました」

悪男の声「何！？クリスが暴走だと・・・分かった。至急兵士を送る！」

ジェイソン「了解」

五分もしないうちに兵士がやってきてカレンを担架に乗せた

ジェイソン（これでいい。後はＡ．Ａ．Ｏ．ＨかNew darkness forceが襲撃してくるのを待つだけだｗ）

ジェイソンは不敵な笑みを浮かべながら思った

闇の世界の軍隊『New darkness force』
その力とその策は光の世界の軍団を軽く一蹴した
更にヴォルトとジェイソンの組織も動き出そうとしている・・・
そして、戦いは更に泥沼化し更に大きくなるのである
罪のない人々も巻き込んで・・・・・・・・・・

前編ＥＮＤ

ＭＩＤＩ提供：ZUIRET