龍の如き力は大地を揺るがし、銀の三叉槍は大地を切り裂く ~VS“大地の神”ハーズィング~



MIDI提供:TAKABO SOFT


ストーリー

ピロテース大陸で繰り広げられた、世界三大主要国による世界大戦は、平和防衛軍の介入で終結を迎えた。
人々は正気を取り戻し、それぞれの祖国へと帰っていった。
A.A.O.H及びSeven Godsは、少数の残党を残して崩壊。
戦争中、謎の殺戮組織の暗躍があったものの、しばらく殺戮者たちによる大きな虐殺は、なりを潜めるだろう。
だが、世界大戦や殺戮組織を裏で操っていたNew darkness forceは、計画の失敗を受けて本拠地である闇の世界に逃亡。
これを受けて、平和防衛軍はNew darkness forceを倒すため、闇の世界を目指すことになった・・・

~~~~~~ ダークロックマウンテン奥地 ~~~~~~

ザトシ「本当にこんなところにあるのか?」

ギルマン「何者かが流した情報ですと、この先に闇の世界に通じる何かがあるみたいです・・・」

悪男「とにかく先に進むぞ。今の手がかりはそれしかない」

しばらくすると、機械の残骸が辺りに転がるようになってきた。

弾男「これは大型機械兵か?」

ベルディ「みたいだな・・・。全て破壊されている・・・」

ディー「俺たちが、やっと機能停止させられるような奴を、破壊している?」

グレイヴ「この先に、何かがいる可能性があるな。注意して進むぞ!」

更に進むと、かつて牙鬼の住処だった場所に着いた。

正輝「当然、ここに辿り着くぜ!!」

牙男「懐かしい・・・」

流男「New darkness forceの襲撃で、すっかり荒れ果てちゃってるね・・・」

学「そういえば、何でNew darkness forceはここを始めに襲撃したんだ?」

マコト「何か大切な物でもあったんじゃない?」

学「大切な物・・・。いったい、何なんだ・・・」

カレン「見て、誰かいる・・・」

平和防衛軍の目線の先には、闇兵の大群とそれに囲まれた1人の男がいた。

正男「助けるぞ!!(溶炎岩剣を構えて」

弾男「いや・・・待て!!」

正男「えっ」

???「グランド・エクトプラズマー!!

謎の男がそう叫ぶと、男が持つ三叉槍から、いくつもの地属性攻撃が放たれた。

ドガァァァァン!!
ドガァァァァン!!
ドガァァァァン!!
ドガァァァァン!!
ドガァァァァン!!

地面に着弾すると凄まじい爆発を起こし、その余波で起きた眩いエネルギーが、闇兵たちを消し去った。

ディー「何だあれは!? 普通の地属性攻撃じゃ、あんな爆発はしないぞ!!」

ベルディ「只者じゃないな・・・」

謎の男は、三叉槍を何らかの手段で手元から消し、正男たちに近付いて行った。

ラウンド(正男。気をつけろ。こいつはおそらく・・・)

正男(ああ。分かってる)

???「お前たちは何者だ? 闇兵共の仲間ではないようだが・・・」

悪男「俺たちは、平和防衛軍。New darkness forceを倒すために来た」

???「ダークィッドが起こした世界大戦を終わらせた人間たちか」

グレイヴ「『人間たち』・・・?」

ギルマン「あなたは、もしや・・・」

???「左様。我はピロテース神の一柱、大地の神ハーズィング!! 運命の神より、New darkness force討伐を任された者だ!!」

弾男「ここで新たなピロテース神か・・・」

学「いや、それよりも、New darkness force討伐? ダークィッドは同じピロテース神のはずなのに・・・」

ハーズィング「人間たちに告ぐ。New darkness force及びダークィッドの処罰は、我々ピロテース神が行う。今すぐ立ち去ってもらおう!!」

ザトシ「おい、ちょっと待てよ!! New darkness forceには、ダークィッドの眷属になった俺たちの仲間がいるんだよ!! 何とかして助けてえんだよ!!」

正輝「それに、俺たち人間をこんなに苦しめたあいつらに、ガツンと一発やらねえと気が済まねえ!!」

ハーズィング「それがどうかしたか? そもそも眷属になった者は、もう元には戻らない。それを忘れたか?」

正男「・・・俺を見ても、それが言えるのか?」

正男は、ハーズィングに近付いた。

ハーズィング「お前は・・・眷属から人間に戻っている・・・?」

正男「そうだ。俺の仲間たちが、俺を眷属から人間に戻してくれた」

ハーズィング「ほう・・・」

ハーズィングは、顎に手を添えて、考え込んだ。

ハーズィング「デッドエンド・クエイク!!!

ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

カレン「キャッ!!」

牙男「くっ・・・」

流男「うわっ!!」

突如として起きた地震によって、正男と平和防衛軍の間に大きな地面の裂け目ができてしまった。

ディー「正男!!」

正男「何の真似だ?」

ハーズィング「眷属返りのお前に免じて、我が慈悲を与えよう・・・」

正男「と言うと?」

ハーズィング「お前が我に勝てば、我は帰りここを通そう。だが、お前が我に負ければ、ピロテース神への反逆罪としてお前たちを皆殺しにする」

正男「分かりやすくて助かるな。負けられない戦いが余計負けられなくなる!!

ハーズィング「では、行くぞ。神器解放!『地脈のトリアンナ』!!

凄まじい揺れと共に、ハーズィングの手に三叉槍が出現する。

ハーズィング「我が地龍属性の力の前にひれ伏せ!! グランド・エクトプラズマー!!


管理人ナナシア(現:斜志野 九星)より一言

正男送電線は、自分が正男をすることができなくなったため、更新をストップしていました。
しかし、canvas正男という物が出ていたことを知り、一つ作ってみました。
正男送電線を復帰させる予定は当分ありませんが、久々の作品です。
楽しんでいって下さい!
今回は、xvv氏の挑戦正男のように、ストーリー正男の一部分を切り抜いて作りました。
時系列としては、第3部終盤辺りです。
尚、ストーリー正男のストーリーは『セダス・サーガ』というタイトルで、小説としてリメイクする予定です。
今後もスーパー正男の発展を応援していきます!


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